全国脊髄損傷者連合会 山形県支部 脊損山形

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講話(阿部先生)&芋煮会報告

 山形県名物の芋煮会は今年も支部事業として10月1日(土)東紅苑で開催しました。

 当日は役員会に引き続き、会員であり山形市内で開業医をされている阿部憲史先生に『慢性期における頚損者の生きがいと健康管理』~精神科医・障害者の立場から~ と題し講話をして頂きました。

 阿部先生は大学生の時、ラグビー試合中の事故で頸髄損傷を負い完全四肢麻痺となり車いすでの生活となりました。




 先生は「頚損者の人生は病気との闘いの連続です」との話で始まり、【頚損者と脊損者の違いについて】や、自身の【健康管理】【精神面】について話されました。

 特に【精神面】では、開業医をされていることもあり社会との交わりが少なく「孤独であり、友人も少ない」と話された時には頚損者に共通する悩みであり、友愛訪問の大切さを痛感させられました。

 それでも先生は「家族と暮らせる喜び」と「仕事が出来る幸せをモチベーションにしてこれからも頑張ります」と話された時には会場から大きな拍手があり、約1時間の講話を終了しました。

 いつもより、少し早い午後5時前からお楽しみの『芋煮会』。

 この日は支部事業の中ではやや少なめの25名の参加者でしたが、参加された皆さんは近況や自身が持っている福祉情報について時間を忘れ語らいました。

 会計の山田さんは支部HPに掲載している『SAKIの子育て日記』で紹介している一人娘の結月(ゆづき)さんを連れて来て、仲良く語らい懇親会の最後まで参加頂きました。







 勿論、山形県支部恒例のノドのリハビリもしっかりやり、中島支部長など今まであまり歌わな かった人も歌い、約3時間の懇親会を終了しました。