全国脊髄損傷者連合会 山形県支部 脊損山形

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山形駅在来線にエレベーター

2010/2

 2月27日、障害者のみならず、お年寄りやお子さん連れのお母さんたちの念願だった山形駅在来線ホームにエレベーターが完成しました。

 当日のセレモニーには山形市在住の事務局長、高橋玲子さんと財務部長の羽角健二さんが出席し、高橋さんと来賓の方たちのテープカットで利用が開始されました。

車いす利用者の乗降便利に
《JR山形駅在来線ホームにエレベーター設置》

 山形市のJR山形駅で進められていた在来線ホームと乗り換え跨線~せん橋を結ぶエレベーターの設置工事が完了し、27日、利用を開始した。
 3、4番線と、5~7番線の2ホームにI基ずつ設置。出入り口が前後2ヵ所に設けりれた構造で、車いす利用者がエレベーター内で回転する必要がない。定員は11人。昨年6月から工事を進めてきた。事業費は約3億3千万円。JRが8割、市、国がI割ずつ負担した。
 また、JR独自に、乗り換え跨線橋部分にある男女用と多機能のトイレを場所を移して整備。段差をなくし、床面積を広げて男女ともに便器を2基ずつ増やした。女性用トイレにはパウダーコーナーも設けた。
 27日に現地で行われたセレモニーには関係者約50人が出席。渡辺英明山形駅長が「バリアフリーの一環。今後も多くの利用者の期待に応えられるようにしたい」とあいさつし、市川昭男市長らがテープカットした。

(平成22年2月28日付 山形新聞より)