全国脊髄損傷者連合会 山形県支部 脊損山形

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令和5年度【全面青色プロジェクト】

 平成16年(2004年)に始まった『車椅子使用者用駐車施設』の全面青色塗装活動。
 翌年(2005年)2月には《山形県福祉のまちづくり条例》の「望ましい基準」に記載され、雪解けと同時に全県での塗装活動が始まり今年で19年目。
 その活動が理解され、3.5mの全面青色駐車場が北は北海道から南は沖縄県まで見ることが出来るようになり、車椅子生活者の社会参加に大きく貢献出来たと思います。
 そして昨年、活動が評価され内閣府『バリアフリー・ユニバーサル推進功労者奨励賞』に決定。年も押し迫った12月26日、首相官邸で表彰式が行われ出席してきました。
 昨年行われた検討会でようやく『車椅子使用者用駐車施設等の適正利用に関するガイドライン』に「3.5m駐車場の利用対象者を車椅子使用者」と明記されましたが、続けて「とするのが望ましい」と、今もって社会のモラルや善意に頼る表現はこの活動を始めた19年前と何も変わらないのが現実です。
 今後も『全面青色駐車場』と、必ずしも3.5mを必要としない方が駐車する『ダブルスペース』を社会に浸透すべく活動を継続しますので、皆さんの地域でも「全面青色駐車場」の普及後押しをお願い致します。

 

活動報告(その1)

4/21 鶴岡市福祉就業活動センター

 7年前に塗装して以来の依頼があり、この日の塗装となりました。
 この施設には3団体が入居されていて、各団体から8名の方が参加され2台分の青色駐車場と一般駐車場すべての白線塗装を約2時間で仕上げました。