【頸損部活動レポート】
押切圭子
早春の陽うららかな3月9日水曜日、頸損部Webミーティング「あなたの声を聴かせて」は、東京都支部の三井支部長、戸塚さん、芹澤さんをお招きして行いました。
お互い初対面ながら、自己紹介をしていくうちに共通項や相違点が見つかるものです。
介護制度や補助制度、身体の悩み事にそれほど乖離は見られませんが、気候や移動手段や自立生活への意識の差は歴然としています。
東京は、パラリンピック開催でバリアフリーが格段に進んだ事、車道歩道の拡幅やUDタクシーの充実など、都市ならではの恩恵がある一方、支部運営にかかる懸念は拭えないそうです。
要望活動の希薄性…それは恐らく全支部が抱える課題でしょう。
とは言え、今日の僅かな会合時間で得られた情報はかけがえのない宝です。
スポーツ、旅行、腸内環境、起立性低血圧…、それぞれの経験に基づいた情報提供は、会員同士ならではの冥利だと実感しました。
又、山形と言えばパーキングパーミット制度ということで、現状実態について興味を持たれている様子を窺い知りました。
この縁を大切に、お互いこれからも様々な障壁をクリアして行けたらと思います。
東京都支部ホームページ
https://www.zensekiren-tokyo.com/