全国脊髄損傷者連合会 山形県支部 脊損山形

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『第17回総会石川県大会』に参加して!

 『(公社)全国脊髄損傷者連合会第17回石川県総会』は6月8日(土)から10日(日)までの3日間、石川県金沢市駅前を会場に行われました。

 今回、山形県支部からは中島支部長と付添の方、羽角副支部長、勝木克己さん、それに本部理事として出席した私(小林)の5名でした。

 長野新幹線が北陸新幹線と名前を変え、金沢駅まで延伸したのが平成27年3月。

 その効果は絶大!?で、今回設定された3つのホテルは駅前という事もあり、過去の全国大会と比較しても料金が高い方に属しました。

 山形県支部から参加した3名は、その中でも最安値の《金沢ホテル》への宿泊でしたが、部屋のトイレと洗面所には段差があり使えなかったそうです。

 

 今回の講演や式典、総会会場は《石川県立音楽堂「交流ホール」》

 昨年の『おきなわ大会』から講演が3本あり、今回も8日午後3時から同会場で「自動運転車」の演題で金沢大学准教授、菅沼直樹先生の講演がありました。




 菅沼先生は金沢大学の「自動運転ユニット」研究のユニットリーダーで、6名の教職員、15名の学生と共に研究をされているとの事でした。

 金沢大学ではこの研究を20年前から取り組んでいて、自動車学校のコースでの実験を経て、現在石川県珠洲市内での実証実験を行っているそうです。

 しかし、センサーの性能強化など今後への課題も多く、実用化にはまだまだ時間が必要とのことでした。

 こんな車が実用化されれば、頚損で電動車いすを使用している人でも、自分の行きたい処に行けるようになるので実用化が待たれますが、さてお値段はいくらになるでしょうか?

 

 講演終了後は、同じ場所で『代表者会議』。

 翌日に行われる式典や総会議案書の概略説明があり、大きな質問はありませんでした。

 その後中島支部長が、出席者に配布していた『第18回総会山形県大会』への案内の説明と、来て頂く様呼びかけ会議を終了しました。




 翌9日は午前10時から式典が行われ、開会宣言に続き、物故者に対する黙祷。田中石川県支部長の歓迎挨拶、大濱代表理事の主催者挨拶、感謝状贈呈、来賓祝辞と進行しました。

 来賓祝辞は地元行政長の代理と、毎年参加している顧問である橋本聖子議員、枡屋敬悟議員、木村義雄議員の方々が行い式典を終了しました。




 休憩を挟み二本目の講演会。

 「東京、平昌パラリンピック」と題し、橋本議員と平昌パラリンピックで金銀銅全てを獲得した村岡桃佳さんが講演&トークショーを行いました。



 3本目は「改正障害者総合支援法・障害保健福祉施策の動向」と題し、厚生労働省障害福祉課長の内山博之氏の講演でした。




 昼食後に定期総会。

 資格審査報告の後、議長に田中石川県支部長、副議長に次年度開催の中島支部長が選任され、次年度開催山形県大会も含み、上程された全議案が承認されました。




 大会終了後は集合写真。

 「こんなに横に広がったら小さいだろうな~?」と思ったが、案の定⁉




 会場を《ホテル日航金沢》に移し、午後6時30分から『交流懇親会』

 総会には居なかった⁉(集合写真に写っていない)石川県支部会員や、来賓など約100名の出席で、鳴り物(笛、ツツミ、太鼓)だけで喧嘩(競い合っている?)しているような『金沢素囃子』で始まった交流会。





 私は各テーブルを回り、来年の『山形県大会』のPRを行いました。下の写真は来てくれることを強制的に!?約束した方々⁉です。













 皆さんの反応が良く⁉『山形県大会』には多くの方々が来てくれそうな気がしました。

 予定時間がいくらだったか?やや短い約1時間半の交流懇親会の最後は、中島支部長が改めて次年度総会のPRを行い終了しました。