天高く楽しいひととき～置賜の集い2015～

　秋晴れの10月17日（土）に、置賜の集いを開催しました。場所はおなじみ、長井市のタスパークホテルです。レストランシャロアのスタッフさんも例年の顔ぶれを覚えていてくださり、心地良く過ごせるスペースとなっています。

　参加者は、地区役員の神保俊彦さん、鈴木敏一さん、大滝ヤスさん、今井四郎右エ門さん、押切圭子、そしてゲストに中島幸生支部長と小林光雄顧問を迎え、併せて、大滝さんの旦那様、今井さんの奥様、ヘルパーさんの総勢11名の会合となりました。

　今回は、[JINRIKI]の体験コーナーを設けました。これは、車椅子のフレームにバーを装着し、人力車の要領で、引っ張るものです。キャスターを上げて走行するので、どんな路面、床面、坂道でも楽に進むことが出来、介助者の負担を大幅に軽減できるのです。この利器を使えば、買い物や旅行など、お出かけの域がどんどん広がることでしょう。手軽で便利な装具を見た参加者の皆さんも「お～！」と、感嘆の声を上げていました。

　ランチタイムでは、美味しい食事と、毎度小林顧問ご提供のぶどうに舌鼓を打ちながら、自己紹介や体験談に花を咲かせました。脊損人生を歩んでいる中で、それぞれが手に入れた情報やアイデアをお聞きするのは毎回楽しみの一つとなっています。今井さんが紹介してくださった治療院の存在は、皆がメモを取って興味深々でしたし、車椅子座位における姿勢や除圧の重要性も、改めて思い知らされますね。

　同じ地区内で、仲間とふれ合えるってとても素晴らしい事です。また来年も皆さんが笑顔で集えるように、健康に気をつけて過ごしましょう！