全国脊髄損傷者連合会 山形県支部 脊損山形

ホーム>>各種事業>>第37回東北ブロック会議福島県大会 報告

第37回東北ブロック会議福島県大会 報告

 去る9月13日、『第37回東北ブロック会議福島県大会』が郡山市《ビッグパレットふくしま》で東北各県支部の会員、家族、介護者約40名の出席で開催されました。

 会議に先立ち、福島県支部で企画した《(株)ニッシン自動車工業》顧問亀田藤雄氏による「手動運転装置のあゆみ」と題した公開講演会が行われました。


 

 

 昭和43年、重機修理中の事故で車いす生活となった亀田さんは、2年間の入院生活を経て社会復帰し、自分用にと軽自動車を買ってきて、受動装置を取り付けたら友人に「譲ってくれ」と持って行かれたそうです。

 仕方なく又中古自動車を買ってきて改良するも、友人等に譲ことの繰り返しで、いつしか商売としてやっていける様になったそうです。

 その後、昭和48年にAPドライブ装置を開発、現在では韓国や中国、台湾タイなどの会社と契約し、世界の障害者の社会参加に貢献されております。

 講演会の後、開催支部五十嵐支部長の議長、次年度開催秋田県小森支部長の副議長で会議が始まり、提案された各県から出された要望等について審議し、本部から出席された玉木理事が丁寧に説明され、数点連合会本部より国に対して「要望、交渉するように」決議されました。



その他、『本部提案事項』や『次年度開催支部』の確認を行い、決議文、スローガンを採択し会議を終了しました。

白河市のホテル《プレミアイン白河》に会場を移し懇親会を開催、各県から参加した30数名が近況などを語らう等、楽しい時間を共有しました。