全国脊髄損傷者連合会 山形県支部 脊損山形

ホーム>>各種事業>>平成23年度 頚損部勉強会開催

平成23年度 頚損部勉強会開催

 今年の頚損部会は『頚髄損傷者が楽しく自立した生活を送るために』というテーマで、11月23日(祝・水)東紅苑にて勉強会を開催しました。

 参加者は中島幸生さん、児玉廣喜さん、中川忠志さん、阿部憲史頚損部長、山田、そしてそれぞれの介助者やご家族の方の合計10名。

 当日は連日の寒さが幾分和らいで、我々頚損者にも多少外出しやすい気候となりました。会は阿部部長の挨拶から始まり、参加者の自己紹介を行いました。
 そして中島幸生さんより【重度障害者が地域で自立生活と社会参加するためには】という事で話をしていただきました。「自立生活センター(CIL)」について、また実際運営している「フリーワールド」の体験談を具体的に話してくれました。
 障がいを持つ当事者が仲間(ピア)である障がい者に、その人に合った自立生活をサポートしていきたいという考え方と活動の話に参加者は関心を持ち聴き入っている様子でした。その後、各自質問や意見交換などを行い2時間という勉強会はあっという間に過ぎました。

勉強会終了後に会員の参加者からは…
●自立についてとても勉強になった
●まだまだ分からない事や知らない制度などがあるので勉強したい
●制度について知らない事が多い
●役所では教えてくれない
●損している
ご家族からは…
●モヤモヤと抱えていた不安な気持ちがスッキリした
●話を聞いてもらえて、相談出来て、良かった
●来て良かった、感動した
といった感想が寄せられ、とても良い勉強会になりました。

 最後に来年の頚損部会開催の時期として、11月下旬のこの季節よりは、気候や体調面を考慮してもう少し暖かい季節の開催の方が参加しやすいのではないか。と意見が出されましたので、来年は6月頃の開催を目標に勉強会及び意見交換会を行いたいと思います。『自立』について勉強したい、話を聞きたい、聞いてもらいたい方は、次回参加をお待ちしております。

 また勉強会の後には中島さん、児玉さん、中川さん、阿部部長さんで懇親会を行い、お酒やカラオケを大いに楽しんだ♪という事でした。

山田 記