全国脊髄損傷者連合会 山形県支部 脊損山形

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《第8回総会 大阪大会》報告

支部長 小林光雄

 メキシコから発生した新型インフルエンザは瞬く間に全世界に広がり、日本政府も4月の末『新型インフルエンザ対策本部』を設置するなど日本国中に動揺が起きました。

 その上、渡航経験のない国内感染者が神戸や大阪で見つかったことで、大阪神戸方面への旅行や会議等が相次いで中止されるなど、大阪支部さんで準備を進めていた《第8回総会大阪大会》への参加者も多くのキャンセルがあったとのことです。

 私自身は4月から新支部長になったことで、全国の方々に挨拶したかったのと、感染力は強いものの、弱毒性であることがわかり、「マスクなどの予防措置をして行けば大丈夫だろう」と判断し、最初からキャンセルするつもりはありませんでした。

 庄内から羽田経由で大阪会場に向う方法もありましたが、金額的に仙台空港からの直行便で大阪空港に行く方が格段に安く、6月6日の朝、車を飛ばし仙台空港へ。

 予定していた時間より早く着き、搭乗手続きをしたら1便早い便への搭乗も可能との事。

 早く着くことは代表者会議まで余裕が出来るので、OKし一路大阪へ。

 12時少し前に大阪空港に着いて驚いたことは、「誰もマスクをしていない!」事でした。

 準備万端、マスクを3日分持っていったのに!あのマスコミ報道はなんだったのでしょうか!?

 ネットで検索したら、大阪空港から大会会場の《りんくうタウン駅》までは1時間半くらい。

 早速、《大阪空港駅》から大阪モノレールで《千里中央駅》へ。

 道行く人に尋ねながら市営地下鉄《千里中央駅》へ。

 約30分で《天王寺駅》へ。そこから尋ねたずねでJR駅へ。

 ようやく関空方面行きに乗ったのが1時50分。

 所要時間は約1時間とのこと、3時からの代表者会議に間に合う!カナ?

 実際は45分位の乗車で《りんくうタウン駅》に到着、駅に隣接した《全日空ゲートタワーホテル》に着いたのは会議開始20分前。

 余裕があるつもりで出発したのに、昼食もとらずに2時間40分。

 車イスで行動することの不便さを痛感はしましたが、各所で駅員さん始め、多くの方々のお世話になった大阪縦断でした。

 会場の豪華さで参加費用の高いのに納得しながら!?15時からの代表者会議に出席。

 会議には45支部中28支部が出席、東北からは小森ブロック長と秋田支部事務局長の佐藤さんと私の3人だけ。

 ここでもマスクをしていたのは(代表者でない人)1人だけ。

 会議は中部労災関連問題と連合会の法人移行問題に多くの時間をとり、予定時間で終了しました。

 支部予算の関係で、宿泊ホテルを隣接している《関西エアポートワシントンホテル》に予約して居て、チェックイン。

 夕食は小森さん、佐藤さん、埼玉支部長の佐久間さんたちと居酒屋へ。

 覗いた居酒屋には福岡の織田さん、大東さんたちが居て総勢9名。

 障害者問題だけに止まらず政治や社会問題で?閉店時間まで大盛り上がりでした。

 翌7日、9時受付の会場へ。
広い豪華な会場と準備に頑張っている大阪支部の方々。

 大会は開会宣言に続き、黙祷、歓迎の挨拶、理事長挨拶と感謝状の贈呈とつづき、来賓では衛藤 晟一参議院議員や大阪府知事代理、大阪市長代理などの祝辞がありました。

 式典終了後、ピアサポートモデル事業報告が沖縄県支部、千葉県支部、大阪支部からありました。

 3支部とも個性的に事業を進めていて、他支部にとって大いに参考になる報告でしたが、内容については割愛します。

 昼食の後、連合会顧問でもある、桝屋敬悟衆議院議員が祝辞を述べられ、本会議が開催されました。

 議長には例年同様、主催支部の辻支部長と次年度開催広島県支部の高森支部長が選任され、進行しました。

 会議の詳細についても割愛し、役員会、支部行事の時に報告いたします。

 会議終了後、集合写真撮影があり、お楽しみの懇親交流会へ。

 懇親会の余興として、参加者全員による、1分間スピーチがあり、トップに本部理事、最後に大阪支部の役員の方々がスピーチされ終了となりました。

 大阪支部の役員の方たちのほとんどが仕事を持ちながら、支部(協会)活動をやっているとのことで、障害者が勤められる職場の少ない山形県支部として、うらやましく思いました。

 全員参加の二次会はホテル最上階、54階の《スターゲイトミッドエアーダイニング&バー》の貸切。

 すばらしい夜景を撮影したつもりがガラス越しだったこともあり・・・?

 そこでは各県支部の活動や問題点、秋に開催する《国際シンポジューム》の事などで時間一杯まで盛り上がり、秋の再会を約束し解散しました。

 《国際シンポジューム》開催要項の詳細はまだ分りませんでしたが、障害者の国際交流が出来ると言う意味では大変楽しみな大会になると思われました。

 帰路は、大阪空港から電車乗り継ぎで時間がかかったこともあり、ホテルの皆さんに手伝って貰い、送迎バスで関空へ。

 関空からリムジンバスで(ここでも手伝って貰い乗車)高速道路経由で直接大阪空港に。 

 そして、予定通りの直通便で仙台空港に着き、又高速で2時間掛け自宅へ。

 多くの出会いがあった大阪大会は、支部長として始めての全国総会。

 色々な意味で大変勉強になった3日間でした。