全国脊髄損傷者連合会 山形県支部 脊損山形

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福栄小学校で!! (福祉学習で青色駐車場を設置)

 【鶴岡市社会福祉協議会温海福祉センター】(本間志保子センター長)さんの声掛けで、青色障害者駐車場の設置を望んでいた旧温海町の市立福栄小学校(本田 淳校長)では、 10月15日(月)校舎北側に青色駐車場1台を設置しました。

 当日は本間センター長さん始め、センター職員の今野さん、笹原さんと本間さんからの情報で、趣旨に賛同し協力を申し出た温海高校の2年生5人と、児玉好之教頭先生が駆けつけてくれ、6年生10人と共に作業を行いました。

 この日は、単に青色駐車場の塗装をするだけでなく、青色が乾く間《障害者駐車場を青色にした理由》や《車椅子で生活する上での困ることや直して欲しい事》などをお話し、生徒の皆さんからも質問を受けて答えるなど、子供たちには『障害者に対する理解が深まった』授業だったと思います。

 塗装作業が終わった後、感想を求められた6年生は、最初1人2人しか上がらなかった手が、最後には10人全員が感想を述べ、私にとっても、子供たちにとっても大変有意義な一日でした。(小林)

 (荘内日報10/22付け紙面より)

 【障害への理解深める】(福栄小 児童ら専用駐車帯を塗装)

 鶴岡市の福栄小学校(本田淳校長、生徒47人)の児童たちが20日、同校敷地内の駐車場で鶴岡中央高校温海校の生徒たちと一緒に、障害者専用駐車スペースの作成に取り組んだ。

 子供たちの福祉の心をはぐくみ、障害者への理解を深めることを目的に、全国脊髄損傷者連合会県支部の小林光雄副支部長の協力で実施した。

 この日は、福栄小6年生10人、趣旨に賛同して協力を買って出た温海校2年生5人が参加した。

 小林副支部長の指導で、1台分の駐車スペースをローラーで青色に塗り、障害者専用の駐車帯を示すシンボルマークを白ペンキで描いた。

 小林副支部長は作業の合間に「専用駐車帯に車を止める心ない一般ドライバーがいる。

 皆さんには今日一緒に作業したことで障害者の人たちが本当に困っていることを理解して貰いたい」と語りかけていた。

 その後、児童たちは小林さんと一緒に給食を食べて交流を深めた。

 後日、子供たちからお礼の手紙集が届きましたので、その一部を紹介します。

 『車イスで困ることなどを教えてくれてありがとうございました。車にのる時はすごかったです。また車イスの駐車場を作るときのペンキぬりはおもしろかったです。ペンキを作ってぬったのは初めてでした。(一般の人が)車イス専用駐車場に車を止めていた、という話を聞いてびっくりしました。この前はありがとうございました。』 T・I君

 『この間はいろいろと手伝っていただきありがとうございました。ぼくは車いす専用の駐車場作っていろんな人の役にたてばいいなぁと思いました。この間はとてもいい体験になりました。それに車いす生活で困っていることを知れたのでよかったです。』K・I君

 『この前は、車いす生活のことや青色駐車場を作ったりするのを教えてくれてありがとうございました。駐車場を作ったのは初めてでした。ペンキをぬったのは楽しかったです。あと車いすから車に乗るところやおりるところが見れて良かったです。色々教えてくれてありがとうございました。』 N・Iさん

 『この前は車いす生活のことや駐車場を作るのでお世話になりました。駐車場作りはとても楽しかったです。また小林さんが車に乗る時はすごいなぁと思いました。だん差をこえる時もびっくりしました。とてもいい経験になりました。』H・Sさん

 『この間はいろんなことを手伝っていただきありがとうございました。駐車場を作るのがとても大変でした。完成したときはとてもうれしかったです。また車いす生活の苦労もわかりました。この間はとてもいい体験になりました。』 T・Sさん