全国脊髄損傷者連合会 山形県支部 脊損山形

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25年度活動基本方針

 今年は支部設立から40年という節目の年に当たります。障害を持つ先輩たちが「少しでも 暮らし易い社会にしていく為に!」と昭和48年に設立し、その90%以上が車椅子での生活を 余儀なくされている会員は増減を繰り返しながらも4月現在97名を擁するまでになりました。

 その間、バリアフリーやノーマライゼーション社会の実現、障害者駐車場の啓発活動など、 障害者が社会参加し易い環境を作るための活動を行ってきました。

 連合会本部では昨年暮、公益社団への申請を行い25年度中には認可される見通しですが 当支部でも青色駐車場の塗装活動や同じ障害を持つ仲間をサポートするピアサポートの実 施、病院での相談会など公益的活動を行っているのは周知の通りです。

 この4月から極めて不評だった『障害者自立支援法』に変わり『障害者総合支援法』が施行 され難病の方たちもその対象にされることになりました。設立当初は1団体での要望でも叶う ことがあったと聞きますが現在では不可能に近いものがあります。そんな意味から今後は難 病の方たちを含む重度障害者にも仲間になって頂く等の活動を行っていきたいと思います。

 脊損や難病、重度障害者にとって究極の目標はその状態が改善されることです。そんな多く の声に応えるべく40周年記念事業では再生医療をテーマにしたシンポジウムを企画しました。

 我々は色々な方々に支えられ社会生活送っていますが、我々の状態の事をもっと多くの 方々に知って頂きたい願望を持っています。そんな意味からもこのシンポジウムは大変意義 深いものと確信しています。

 一人で出来ない事も、二人、三人と集まることで可能なことは沢山ありますが、組織に参 加している事でその可能性は大きく広がります。下記に示す活動計画(案)を地道に実施し ていきたいと思いますので、会員の皆さんのご協力をお願い致します。